樹木の目的別切り方
続いては目的別切り方です
目的別切り方
枝数をふやすか、枝数を減らすか
花をたくさん楽しみたい場合は、その分枝数をふやすようにします。
枝を途中で切ると、わき芽が伸びて枝数が増えます。この剪定方法は「切り戻し剪定」と呼ばれます。
一方、より自然な樹形を楽しみたい場合は、枝を途中で切ると不自然な形になってしまうで、
込み合う部分の枝を丸ごと切ってしまいます。
これは、枝数を減らす剪定方法で、
「枝抜き剪定」「枝すかし剪定」「間引き剪定」と呼ばれます。
また、花を楽しむ場合には、剪定時期にも注意が必要です。翌年の花芽が前年のうちにできる場合は、冬に枝を切ると花芽を落としてしまう場合があります。
それを避けるためには、開花時期が終わったら、すぐに剪定するのがいいでしょう。
花をたくさん楽しむためには、花を咲かせる枝をたくさん出させることが必要。枝の途中にある節の上で切ると、節から枝分かれして、たくさんの枝が出ます。
この方法のことを「切り戻し剪定」と呼びます
花数は多くなりますが、株形としては、やや不自然になります。
不要な枝を付け根から切ると、不自然な樹形にならずに、自然な仕上がりになるます。
この方法を「枝すかし剪定」と呼びます。
残す枝の長さを短く整えたい場合は、枝の分かれ目で切ると、自然になります。
いっけん、難しそうに見えますが、わかれば簡単なんで、すぐにでもで切ると思います!
最後までご視聴ありがとうございました!